食事と姿勢について / 脳梗塞リハビリステーションうぃず 駒込|脳梗塞による後遺症の回復、改善のリハビリ施設

食事と姿勢について

食事と姿勢について

食事は人間が毎日行う動作で、生命の維持には欠かせないものです。
ところが、高齢になると円背や身体が傾き不良姿勢になりやすいです。
不良姿勢でご飯を食べると誤嚥する危険性が高くなります。
誤嚥をすると、食べ物や唾液に含まれた細菌が気管に入り、肺炎などで熱を出してしまいます。風邪ならくしゃみ・鼻水・せき・咽頭痛で37°ほどの熱ですが、誤嚥性肺炎だと、悪寒・全身倦怠感・呼吸困難とともに38°以上の熱になる場合があります。でも熱が出ない場合もあり、たんなる風邪だと勘違いしてしまい重症化する場合もあります。要注意です!
それでは、どんな姿勢で食べると良いのでしょうか?

  1. 首の位置に気をつける。身体を背もたれに預けて背中が丸まった状態になると、首や頭が後ろへ傾き誤嚥しやすくなります。首は少し前かがみにしましょう。
  2. 身体の位置に気をつける。身体が左右に傾き不安定になると、食べ物を口に運ぶ動作が難しくなります。そして、首の位置にも気を付けて飲み込みやすい状態にしましょう。
  3. 足の位置に気をつける。足の裏がしっかり床についていないと、座っている姿勢が安定しません。足の裏が床から離れていると腰がかがみ不良姿勢になりやすいです。足を床につけましょう。
  4. 適切なテーブルと椅子の高さに気をつける。テーブルが低すぎると腰がまがり背中が丸くなり、あごがあがってしまい、前かがみの姿勢が取りにくくなってしまいます。テーブルの高さは、腕を乗せて肘が90°に曲がる程度で、椅子の高さは膝が90°に曲がる程度にしましょう。

食事は毎日の生活に欠かせない動作です。正しい姿勢で食べて、元気で長生きしましょう!

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